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2012年1月28日 (土)

Io sono amore

 このタイトルが,どうして「ミラノ,愛に生きる」になるのかと思いますが,まあ内容を見れ ば,そういう映画ではあります。なお,英語にすれば,「I am love」です。  ロシア人であるエンマは,イタリアの実業家レッキ家の息子と結婚して,2男1女をもうけます 。長男のエドアルドは,祖父から,父とともに後継者として指名されます。しかし,どうも父と 息子はあまり仲が良さそうではありませんし,父は息子と共同で後継者に指名されたことに,納得できていないようです。娘のエリザベッタ(英語のエリザベス。略してイタリアでは,ベッタと呼ばれています)は,ロンドンに行っていましたが,レズビアンであることをカミングアウトします。母であるエンマは,子供たちがそれぞれに自立していくなか,あるとき,偶然に出会ったエドアルドの友人である料理人アントニオに惹かれてしまいます。アントニオは,父に反発して,サンレモからさらに自動車で何時間もかかるところでレストランを開こうとします。大自然にあふれた素晴らしい場所です。サンレモで偶然にアントニオに出会ったエンマは,アントニオに誘われて,その場所に行き,そこで,アントニオと結ばれてしまいます。このセックスシーンは,美しもあり,またエロさも満点です。息子の親友と不倫関係に陥ったエンマは,もう止まりません。  エドアルドの父は,その父から受けついだ会社を売却します。エドアルドは売却に反対でした が,押し切られます。その後,レッキ家で,売却先のイギリス企業(交渉相手はインド系アメリカ人です)を招いたパーティが開かれます。そこで英語がわからないエンマは,疎外感を感じます。そうしたなか,その日のシェフであったアントニオに会いに行き,キスをします。その後,ディナーが開かれますが,そこでエンマの作る手料理でエドアルドがお気に入りであったスープが出てきます。ロシア料理です。エドアルドは,アントニオに行ったときに,母の髪のようなものが落ちていたことを思い出します。エンマは,アントニオに髪を切ってもらい,ショートカットになっていたのです。エドアルドは気づきます。アントニオとエンマがただならぬ関係になっていたことを。その後,プ ールサイドでエドアルドとエンマがその件で話し合うなか,言い争いとなり,悲劇が起きます。エドアルドは頭を打って死んでしまうのです。一族は悲しみに沈みます。それでも,エンマはアントニオとの愛を貫徹します。すべてを捨てて。  ミラノのシーンがもっと出てくるのかと思いましたが,そうでもなく,後味がよくありません でした。エンマはロシア人,またレッキ家のお手伝いは,はっきりしませんが南米系の人のよう でした。ちょっとインデアンに関するセリフもあり,さらにユダヤ人を搾取してレッキ家がのし あがったというセリフもあって,どことなく,ある種の主張があるのかなという気もしましたが ,考えすぎかもしれません。   ☆☆

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